講演会

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第189回講演会

主題

『Chemical Biology: 生命現象を制御する化学的アプローチ』

主 催:

大阪府立大学ニュー・フロンティア材料研究会

 21世紀を迎え,「生物」と「化学」の境界領域というように,従来の学問の枠組みを越えた領域で研究が大きな進展をみせています.特に,この20年間に大きく発展した分子生物学は,今や,化学的な物質観なしには研究を進めるのが難しいとまで言われており,生命現象を分子レベルで制御する化学的アプローチが,大きな威力を発揮すると期待されています.また,生物学への化学的アプローチは,プロテオーム,コンビナトリアル・ケミストリー,計算化学などを多用し,それ自身が医薬品の開発に繋がります.今回の講演会では,この新しい分野で世界のトップを走っている研究者を海外からお招きし最新の話題をお話しいただきます.多くの方々のご参加をお願い申し上げます.

 講演スケジュール

講演1.

 

13:00-14:10

「Designed Polydactyl Zinc Finger Proteins: Building software and hardware for genomes」

The Scripps Research Institute (USA)  Prof.           Carlos F. Barbas, III

講演2.

14:10-15:20

  

「ファージ・ライブラリーを基軸とした受容体リガンドの分子設計」

大阪府立大学先端科学研究所・教授                                   藤井 郁雄

講演3.

15:40-16:50

「New Chemical Genetic Analysis of Cellular Signal Transduction」

UC San Francisco (USA)   Prof.                                 Kevan Shokat

日時 平成15年12月8日(月)13:00~17 : 00    
場所

大阪府立大学学術交流会館 多目的ホール(講演会)

南海・地下鉄「中百舌鳥駅徒歩10分」

参加費 当会会員、共催会員、学生は無料、一般5,000円 

お問合せ

世話人

大阪府立大学先端科学研究所 応用生体科学部門有用生体素材研究分野 藤井郁雄

Tel: 072-254-9834  Fax: 072-254-9834  E-mail: fujii@riast.osakafu-u.ac.jp

お問合せ先 ニュー・フロンティア材料研究会
〒599-8531 堺市中区学園町1-1
(公立大学法人 大阪府立大学大学院 工学研究科
電子・数物系専攻電子物理工学分野 内藤研究室内)
Tel: 090-4293-4866
Fax:072-254-9266
E-mail:new-f[at]riast.osakafu-u.ac.jp
[at]を@に換えてご送信ください。